各国々・人々に迷惑をかける、汚染ネタで、話題が尽きない中国国内の事です。
新型コロナウイルスの次は、ブニヤウイルスです。

中国の江蘇省で37人が、ブニヤウイルスに感染したのが確認されてます。
中国青年網が、2020年8月4日付で報道してます。
記事によれば、最近、江蘇省人民医院で新たに1人のブニヤウイルス感染者を収容し治療したのです。

これで、江蘇省人民医院で確認されたブニヤウイルス感染者は、今年の上半期以降だけで合計37人になったのです。
ブニヤウイルスの症状
ブニヤウイルス感染者の一人、南京市に住む女性で65歳の王さんは、所有する茶園で茶葉を摘み取った後、急に体調が悪くなったのです。

「少し休めばよくなる」と思ったが不調は何日も続き、発熱して一時は40度以上の高熱が出てしまって、倦怠感と寒気の症状も現れるのです。
王さんの家族が、地元の病院へ連れて行ったのです。
しかし、江蘇省人民医院へ転院となり、そこで「ブニヤウイルス」に感染していることが分かったのです。

王さんの主治医の金柯医師によると、王さんには発熱だけでなく、出血、嘔吐、炎症などが見られたと言ってます。
その後、病院の専門家チームによれば、王さんはマダニにかまれて発症したと診断されたのです。
王さんは、約1カ月の治療を経て快方へ向かっっていったのです。
マダニにかまれることで感染する
ブニヤウイルスとは、衛生部が2010年にマダニにかまれた患者の体内から取り出したウイルスで、新型ウイルスと認定されていたのです。
主に、マダニにかまれることで感染します。

軽症なら自己治癒できるが、重症になると多臓器障害になると言われてます。
また、人から人へと感染する可能性がある事も分かってます。
青島市電視台の報道によると、以前に青島市第六人民医院でブニヤウイルス感染者が、20人見つかっており、その多くは症状が重くて4人が死亡したのが確認されてます。
それと、2018年にも浙江省で一家4人が発症し、2人が死亡するケースがあったのです。
感染学の専門家は「感染者との密接な接触がなく、きちんと感染防止対策を取っていれば感染を恐れる必要はない」との見方を示したのです。
マダニは通常、4月から10月に活動が活発になり、この時期がブニヤウイルスの多発期になるのです。
中国は、「マダニは丘陵地帯や森林、草むら、山地などに生息しているので、屋外での活動時には気を付けるように」と注意するように促してます。
ブニヤウイルスの生態
ブニヤウイルス科オルソブニヤウイルス属
- ハンタウイルス属
- ナイロウイルス属
- フレボウイルス属
- トスポウイルス属
これらに分類されるウイルスの総称です
脊椎動物に感染します。
人や動物に重篤な疾患を引き起こすし、いずれ
も医学・獣医学・農学領域で重要な疾病であり、その多くが人獣共通感染症です
節足動物をベクターとするアルボウイルスですが、自然界における感染環には属間で相違があるのです。
最近は、ハンタウイルスの自然宿主として、げっ歯目以外にトガリネズミ目の動物が、重要な役割を担っていることが明らかになってます。
フレボウイルス属のウイルスを原因とし、血小板減少と発熱を特徴とする重篤な疾患が、中国で新たに出現したのです。

その後、米国でも存在が確認されて、新興感染症として注目されているのです。
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