度々事件になる「老々介護」の殺人未遂事件です。

東京都八王子市で83歳の妻、シヅ子さんを家で殺害しようとしたとして、82歳の夫である「上野生護」が逮捕されたのです。
警視庁によれば、上野生護容疑者は、7月22日までに東京都八王子市の自宅で、妻のシヅ子さんの首を絞めて殺害しようとした容疑です。

シヅ子さんはその後、死亡が確認されてます。
2020年7月22日の夕方の事です。
上野容疑者は、近所の住民らに「妻の首を絞めた」と電話したあと行方を眩ませてしまいました。
しかし、隣の「あきる野市」の路上で見つかり、殺人未遂の疑いで逮捕されたのです。
警視庁の調べに対し、上野生護は「妻が死にたいと言っていたので殺そうとした」と容疑を認めているのです。
夫婦は「老老介護」の状態だったのです。
これから警視庁は、容疑を殺人に切り替え、詳しく調べるのです。
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上野生護の写真

【上野生護の家族】子供・孫
上野生護とシヅ子さんとの間には、子供や孫がいたのか?が気になりますね。
上野生護とシヅ子さんの年齢が高齢なので、子供・孫はいらっしゃる可能性があります。
上野生護は後先を考えて、やってしまったのでしょうか?
殺人未遂の動機は?
老々介護ですね。
「妻が死にたいと言っていたので殺そうとした」
上野生護
核家族化
人それぞれの考えで、生活に対する考え方の違いで、別居する「子供世帯」が増えたことにより核家族化が進んでます。
子供世帯の住まいが近いのなら良いのですが、遠くに住んでいる場合、子供に助けを求めにくく、高齢夫婦間での「老老介護」を余儀なくされてしまいます。
中には子供の世話になる事は嫌で、配偶者に介護されることを選ぶ人も多く、これが「老老介護」の増加になってしまうのです。
他人に助けを求めることへの抵抗感がある
推測ですが、上野生護は介護は、ほかの人には頼らない!
老老介護を行っている人は、他人に助けを求めることに負い目を感じる傾向があるのです。
また、介護事業者が信用できない事から、他人を家に入れることへの警戒心があり、第三者のサポートを受け入れない場合があるのです。
介護は、入浴や排せつなどデリケートな領域もケアします。
第三者に任せる事が嫌で、抵抗を感じる考えが、老老介護が増えている原因です。
要するに、親族含め、誰にも頼れる状態ではなかったのです。
近所の人の話によると、「シヅ子さんが介護されていた・介護疲れだ」と言ってます。
そして、上野生護がシヅ子さんを介護してて、「仲睦まじい夫婦」を言われていたのです。
しかし「老々介護」の場合、本来なら第三者の援助が必要となるのです。
しかし、プライバシーの問題もあり、外部から家庭内の事情に容易には立ち入る事が出来ないのです。
これが現実の課題で、様々な「事故・事件」が発生する恐れを含んでいるのです。
高齢の介護者の精神的負担
老老介護をしながら、自分自信の将来の事。
それと、仮に自分が倒れたときの要介護者のことを考えると、その精神的な負担を背負わされ「殺人や心中・自殺」に至る事もあるのです。
老老介護(ろうろうかいご)とは?

一般的に、経済的な事情で、配偶者が「要介護者」の世話を行うケースが多いのです。
主に60代を超えた高齢の夫婦・親子・兄弟間において介護をするなど、様々なケースがあるのです。
家庭の事情で、高齢者が高齢者の介護をせざるをえない状況のことを「老老介護」と言います。
認認介護(にんにんかいご)とは?
認認介護は、老々介護と少し違います。
老老介護の社会的増加で、認知症の高齢者を介護している高齢者自身が認知症を患ってしまい、適切な介護が出来なくなる状況が「認認介護」なのです。
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